ベルベル語

ベルベル語は現在主にモロッコ、アルジェリアで話されているアフロ・アジア語族の言語である。

正確にはベルベル語派乃至ベルベル諸語と呼ぶべき物で、少しずつ異なる同系統の言語の総称であり、大きく分けて、タリフィート、タマズィグト、タシュリヒートの三つの方言がある。

タリフィートは北モロッコ、タマズィグトは中央モロッコ、タシュリヒートはアルジェリアで話される。

ベルベル語はどの国でも公用語ではないが、ベルベル語話者の中には他の言語を話せない人もいる。

モロッコ、アルジェリアともアラビア語を重要視する政策をとるため、話者は辺鄙な山間部の村などに多く、家庭の中でしかベルベル語を話さないこともある。

しかし、ベルベル語はアラビア語が広まる以前には、北アフリカで幅広く話されていた言語である。

ベルベル語話者は「ベルベル語」という呼称を一般に好まない。

これはベルベルがギリシャ語で「言葉がわからない人」を意味するバルバロイから由来することによる。

今日ヨーロッパ諸国で比較的よく用いられる言い換えは、本来北モロッコで話されるベルベル語を意味するタマズィグトである。
update:2010年03月13日